仮想通貨市場の下落が止まりません。今週は25日まで一旦、価格が回復していたものの、その後下落。
昨日、本稿執筆時点で再び24日の安値に迫ろうとしています。
この価格は今年の最安値であり、重要な価格帯と分析する声もあるようです。
要点
・仮想通貨市場は重要な再び価格帯へ
ビットコインの65万円前後、その他アルトコインも今年の最安値に接近しており、重要な価格帯に接近しています。
・上昇材料と下落材料・専門家の意見
今週も多くの専門家が現在の仮想通貨市場について発言をしました。
今、市場にある上昇材料・下落材料をまとめました。
目次
今の市場を取り巻く下落材料
FUDとは恐怖や不安の要素のことです。
現在の価格下落はこのFUDによるものが大きいとされています。
そして、一番の大きな原因は「先行きがわからないもの」が多すぎるという点です。
投資家は先行きが不透明なものに投資できない
仮想通貨だけなく、株式や為替の世界でも、あるイベントがきっかけで先行きが読めなくなると不安感からその資産は売却されることが多いです。
反対に、いくら悪い材料でも、事の結果がどうなるかがはっきりとわかれば価格が上昇することがあります。
現在の仮想通貨市場は、多くの好材料がある中、この「この先どうなるかわからないもの」が多いと言えます。
仮想通貨規制の先行き不透明感
そして、一番の不透明なものは仮想通貨規制です。
規制とはいわば、ルールなので、これが明確化されない限りは、機関投資家や個人投資家も含め、動きようにも動けないのです。
次回、7月20日からG20で規制の枠組みが提出されますが、これを見ないと今後の仮想通貨規制がどのようになるのか見当もつきません。
また、今週はアメリカで有価証券の報道、日本でもbitFlyerへの業務改善命令が出されましたが、「今後規制がどうなって、自分たちはどこまでどのような取引ができるのか」は未だにはっきりとなっておらず、これが仮想市場の資金流入を妨げているとの指摘もあります。
上昇材料と今後の展開
一方、一番の上昇材料は機関投資家の資金流入です。
しかし、これはもう少し時間がかかるとされており、こちらも規制が整わないと機関投資家が動き出せないという問題があります。
詳しい考察は下記でまとめてあります。
今後の重要なサポートは4000ドル
専門家の中には、しばらく下落が続くという見方をしている人もいます。
米アナリスト、ドット・ゴードン氏は、ビットコインが上昇トレンドに復活する前に、4000ドル(チャート赤い水平線)まで下落すると主張しています。
また、チャート上では、5月6日と6月6日を引いたトレンドライン(チャート水色の線)に沿って動いており、もうしばらくは下落する可能性も考えておいたほうがいいかもしれませんね。
まとめ・7月には強いトレンド転換
しかし、先日もお伝えしましたが、一部では7月に強いトレンド転換が起こるという指摘もあります。
現在の仮想通貨市場は、悪い材料もありますが、むしろ好材料のほうが多いので、もしかすると「規制案待ち」といった見方もあるのかもしれません。
そう考えると、現在の下落はまたとない買いのチャンスでもあるので、もう少しは辛抱して、再び上昇するのに期待しましょう。
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これから、機関投資家の資金流入により、仮想通貨市場の価格はおおいに期待できます。
まだ、価格の安いうちに、少額からでも仕込んでチャンスを逃さないようにしておきましょう。
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