リップル社のSVP(シニア・バイス・プレジデント)であるAsheesh Birla氏は、ビットコインだけの時代は終焉を迎え、XRPが送金手段として機能していくだろうと述べました。
Asheesh Birla氏は、ビットコインは資産の避難先としては優秀であるが、送金方法としては不安定性があると考えており、人々は最終的にビットコインではなくXRPを選択すると考えているようです。
ビットコインを過信する時代は終わり
リップル社SVPのAsheesh Birla氏は、ポッドキャストにてXRPがビットコインを差し置いて送金手段として利用されるだろうと発言をしました。
Asheesh Birla氏は、RippleNetのゼネラルマネージャーでもある為、XRPが今後どのように展開していくのかを誰よりも知っている人物です。
その為、非常に説得力があり、本当にビットコインを超えるのではないかと話題になっているようです。
送金手段としてはXRPが優位
Asheesh Birla氏は、ビットコインはその市場の不安定さから支払い手段として機能することはないと考えており、あくまで資産の避難先であると指摘しています。
XRPが採用されているRippleNetでは、ブロックチェーンの仕組みを利用することで送金コストや送金時間の短縮に特化させています。
このRippleNetは中央銀行発行デジタル通貨に対する橋渡しとしても活用することができるそうで、効率的な送金ができることから、Asheesh Birla氏はXRPが優位だと考えているようです。
コロナによる昨今の状況から、仮想通貨がグローバルな決済システムへと進化していく可能性は高まっており、XRPが送金手段として利用されるという話も現実的になってきていることでしょう。
ビットコインに否定的なわけではない
一方で、Asheesh Birla氏は、ビットコインが金のような革命的な機能であることは認めているようです。
つまり、ビットコインは資産の保存手段として、XRPは送金手段としてそれぞれ特化していくと考えているのでしょう。