要点
BTCとETH アルゴリズムで取引が有利になる!?
※画像引用元:hive.one newsletter
経験の浅い仮想通貨トレーダーにとって、仮想通貨市場に絶大な影響力を持っている人物のツイートや発言は取引時に参考になる材料も多く、参考にしていると言うトレーダーも多く居ます。
仮想通貨市場に数多く居る有名・著名人の中で、実際、誰が仮想通貨市場にビットコインとイーサリアムに対して真の影響力を持っているのでしょうか。
そんな疑問に答えてくれるアルゴリズムが登場し、大きな注目を集めています。
コミュニティ追跡ツールHive.oneは、最大のビットコインと、Twitterのインフルエンサーであるイーサリアムを、より適切に反映するようにアルゴリズムを更新したと11月20日付けのツイッターと、同じく20日付のブログ投稿で述べました。
Twitterで「#bitcoin」または「#ethereum」を検索していると、無限にも感じられるSNSの中に存在している“自称、エキスパート”が存在しており、頭を悩ませた方も多いのではないでしょうか。
しかし、Hive.oneは、ソーシャルの「クラスター」を構築し、人気ユーザーに信頼メトリックを割り当て、新規参入者とベテランがソーシャルスペースをより適切にナビゲートし、誰が本当に信頼できるのかが分かる仕組みを発表しました。
Hive.oneは、Twitterアカウントの「フォロー」の合計を使用して影響スコアを計算します。
その理由として、これは巨大検索エンジンのGoogle社が独自の単語クラスターを構築し、ユーザーに高速で正確な検索結果を提供する方法と似ていると言う。Hive.oneは投稿の中で以下のように解説しています。
新しいフォロワーの影響力が大きく、フォローしている他のアカウントが少ないほど、スコアが大幅に向上します。
以前のHive.oneシステムはいくつもの問題を抱えており、クラスター分割が取得でず、手作業修正が必要であった点や、アカウントがキックアウトされたこと、または新しいアカウントがクラスターに参加したことを確認するのに時間を要していたと説明しています。
Hive.one新システムの改善点
Hive.one新システムでは、以前のバーションで課題となっていた問題点を改善し、よりユーザーが快適に利用できる環境を構築させています。
新システムでは、従来のシステムとは異なり、人間の監視なしにクラスターをマップし、クラスターの分割とマージを取得できます。これで、アルゴリズムをアカウントの小さなグループに向けることができ、そこから、それらが属するクラスターを見つけることができます。
クラスター内の変更を識別する場合は、より高速です。
また、アルゴリズムは、クラスターの基礎となる構造の変更を識別できるようになり、自動的に調整されます。
精度の低下や手動介入の使用など、従来バージョンのさまざまな欠点に基づいて改善されており、ソーシャルクラスターを以前よりもはるかに高速で更新できるとのこと。
新しいバージョンのHive.oneは、ビットコインについて話す著名な個人をすばやく追加し、信頼スコアを割り当てることもできるとブログで開設されています。
たとえば、以前のバージョンでエンタープライズソフトウエア会社のMicroStrategyCEOであるマイケル・セイラー(Michael Saylor)を追加するのに数週間かかっていたことを明かしています。
最も信頼される影響力者なのか?
では、どのアカウントが最も信頼され、フォローされ、正確なのでしょうか。
ビットコイで見てみると、ビットコインテクノロジー企業のBlockstream創設者アダム・バック(Adam Back)氏、エンジニアのピーター・ウィル(Pieter Wuille)氏トップ3に含まれています。
また、イーサリアムの影響力者には、プロトコル作成者のヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏や、コンテンツ作成者のエヴァン・ヴァン・ネス(Evan Van Ness)氏などがトップ3に含まれています。
便利なツールは一般の仮想通貨トレーダーに大きなヒントを与えてくれるものの、Hive.oneは、ランキングを最後の言葉として受け取らないことを提案しています。
誰に耳を傾け、何を信頼するかは教えてくれません。代わりに、さまざまなグループをマッピングし、メンバーが誰であるか、誰に注意を払っているのか、どの情報が信頼できると考えているのかを示します
とHive.oneは警告しています。