ビットコインの26日の動きは、411万円-417万円の狭いレンジの推移となり、
FOMCを終えた後の動きとしては『物足りない』動きとなりました。
ビットコインが軟調になっている背景に、NYダウが13連騰(36年ぶり)になり、
伝統的資産への乖離の動きが出ているようです。
ビットコインの7月27日の概況について解説します。
(この記事は7月27日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
FOMC抜け後も軟調!26日午前7時からの動き
26日午前7時、413万円で推移していたビットコインでしたが、日本時間は動きはなく、注目はFOMCに集まります。
内容はタカ派ともハト派とも言えない内容だったことから、
27日午前4時に410万円へと下落したもののその後反発、午前5時には417万円へと上昇します。
その後は再び414万円へと戻り、FOMCを抜けた後としては過去最悪クラスの弱さとも言えそうです。
ビットコイン軟調の背景にNYダウ36年ぶりの13連騰?!
ビットコインがFOMC後も『物足りない』動きとなった裏で、NYダウは36年ぶりとなる13連騰となり、史上最高値を目指すような勢いです。
FOMCの内容はタカ的な発言とハト的な発言が混じり、なんとも言えない結果でしたが、
前回の積極性からトーンダウンは明らかで、過度な金融引き締めは行わないと取られ株高につながっています。
その一方で、株式市場の高騰に乗り遅れた仮想通貨投資家が、ビットコインを利確し米株に戻る動きを見せているようです。
マイナーからも利確の動きが出ており、ビットコインの上値を重くしており、一度大きく下がるか、
何か材料が出ない限り、8月も売られそうな雰囲気です。
注目は金曜日の日銀決定会合に流れており、結果次第では波乱が予想されます。
灼熱の FOMC・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-579/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは変わらず、409万円の位置に中期サポートが、400万円の位置に短期サポートが残る状態です。
400万円割れには注意したい局面となります。
レジスタンスは短期レジスタンスが430万円の位置で、達成できなければ一段下に向かいそうです。
まとめ
ビットコインはFOMC抜け後も『物足りない』動きとなりました。
NYダウの13連騰から、仮想通貨を売り株を買う動きが顕在化しているようです。
400万円割れに注意しましょう。