要因は明らかになっていませんが、リップル(XRP)が6日18時頃から前日比で10%近く急騰しました。
直近のリップル動向をまとめました。
要点
リップルが前日比10%近く急上昇
長らく価格の停滞が続いているリップルですが、6日18時頃から前日比10%近く価格が急上昇しています。
リップルドル 日足 2019年11月~
リップルは12月に入り年初来安値を更新した後は、レンジ推移に。
本日の上昇で0.21ドル(日本円でおよそ24円)の高値を記録しました。
チャートの青い線は50日移動平均線ですが、現在はそこがレジスタンスとなっているので、まずは23円を突破できるかに注目したいところ。
直近ではビットコインも底堅く、市場全体の地合いがよいため、今週は23円を突破できるかに大注目となりそう。
また、上昇要因は明らかになっていませんが、本日はバイナンスでリップルのレバレッジ取引が開始されたことが発表されています。
#Binance Futures Launches $XRP / $USDT Perpetual Contract With Up to 75x Leveragehttps://t.co/nEeG63XIvg pic.twitter.com/XjxX3DnByH
— Binance (@binance) January 6, 2020
バイナンスはXRP / USDT先物ローンチをします。最大75倍のレバレッジ。
今年はアルト動向にも大注目
アルト市場は18年・19年とすでに2年間価格が低迷。
価格が下落しているのは、リップルだけに限らず、アルト全体の話でもあるので、今年はアルト市場全体の動向は大注目となりそうです。
また、アルトは一般的に「価値保存の手段」とされるビットコインよりもリスク資産とみる向きがあります。
そのため、アルト全体の価格が上昇するときは、仮想通貨市場全体に資金が流入するケース(2017年など)は過去みられたので、その点は覚えておきたいところ。
また、リップル社CEOガーリングハウス氏を筆頭に、今よりもアルトコインの銘柄が淘汰する「アルトコイン淘汰論」はたびたび専門家でも話題になります。
そのため、リップルはもちろん、引き続きビットコイン市場とアルトコイン市場の比較という形でまずは新年相場を追っていきたいところです。
まとめ
リップルは12月に安値を更新して以来、短期的なレンジ相場が続いていましたが、6日18時頃から前日比10%近く価格が急騰。
直近では50日移動平均線が位置する23円がレジスタンスとなっているので、今週はそこをブレイクできるか注目となりそうです。
また、中長期的な視点では長らくリップルに限らず長らく停滞が続いているアルト市場全体の動向も見極めたいところ。
今年は規制や各銘柄の材料ともに、市場全体のドミナンスの変化なども引き続き注目していきたいところです。