仮想通貨ソラナ(SOL)のブロックチェーンでは、6日に「Neon EVM」のα版の運用が始まりました。
イーサリアムとの互換機能があるため、ETHユーザーにとっても目が離せません。
ソラナが開発を進めるイーサリアム仮想マシン「Neon EVM」とは何でしょうか。
その役割とメリットを解説します。
要点
Neon EVMとは?
Neon EVMとは仮想通貨ソラナのブロックチェーンに対し、イーサリアムの互換性を与える機能です。
開発企業はNeon Labsになります。
ソラナのテストネットである「Devnet」では、4月6日にα版の公開が始まりました。
ビットコインに次ぐ時価総額であるイーサリアムが関われば、ソラナの人気も上がる可能性があります。
現時点ではまだ「MVP(Minimum Viable Product)」の段階で、必要最小限の互換性しかもたらせません。
今後の機能発展が望まれる状況です。
Neon EVMが今後ソラナをどのように変えるのでしょうか。
Neon EVMについて、以下の口コミが寄せられています。
EVMの意味
EVMとは「Ethereum Virtual Machine」の略です。
イーサリアムのスマートコントラクトを動かすため、必要なコードを実行させます。
スマートコントラクトは、仮想通貨を使ったスピーディな取引成立に重要です。
それを助ける機能として、EVMがあります。
Neon EVMはイーサリアムとの互換性をソラナに与え、より多くの取引をスピーディに進められるでしょう。
EVMが業界で高評価を受ければ、ソラナ以外の仮想通貨との連携もありそうです。
Neon EVMでソラナはどう変わる?
Neon EVMのおかげで、ソラナでは今よりも短時間で多数の取引成立を望めます。
スピーディな取引ができると評判になれば、ソラナの価値上昇につながるかもしれません。
Neon EVMの主な役割は、イーサリアムのスマートコントラクトをソラナへ移すことです。
スマートコントラクトのおかげで契約書作成と第三者認証が不要になり、スピーディに売買を済ませられます。
イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額を誇ります。
世界中のユーザーのおかげで、スマートコントラクトの使用実績は豊富です。
ソラナの機能向上のために、スペックを発揮できるでしょう。
しかし人気仮想通貨のネットワークとの提携で、ソラナもより柔軟に運用できます。
システム移植によって、ソラナの利便性向上が期待できるでしょう。
Neon EVMの今後の計画は?
現時点でNeon EVMのメイン計画は、安定性の検証です。
dAppsとの相互作用を検証し、問題やトラブルを洗い出すことになります。
問題を受けての改善により、Neon EVMを段階的にブラッシュアップさせる狙いでしょう。
Neon EVMはDevnetでのテスト運用をクリアすれば、メインネットでのβ版ローンチへ移ります。
Coinpostによるとその時点で、ウォレットやDeFiでの運用に要する基本インフラが使えるとのことです。
Neon EVMのおかげで、ソラナの用途が広がるかもしれません。
まとめ
ソラナのネットワークでイーサリアムが役に立つかもしれません。
Neon EVMによって、ソラナとイーサリアムの互換性が成立するからです。
複数の仮想通貨の提携は、各通貨の人気を押し上げるでしょう。
ソラナでイーサリアムのスマートコントラクトが使えれば、お互いの利便性向上につながります。
イーサリアムユーザーにとっても、用途拡大の恩恵を受けられるかもしれません。
Neon EVMの今後からも目が離せないでしょう。