Horizon株式会社(以下、Horizon)は6日のプレスリリースで、仮想通貨のSlash決済の導入を発表しました。
同社はスマートフレグランスのインターネットショップである「Smell Market」を展開しており、そこでは「Slash Payment」と呼ばれるサービスで、1000種類以上の仮想通貨を決済できます。
Horizonの近況を踏まえながら、Slash決済のしくみを確かめましょう。
要点
Smell MarketがSlash決済導入
Smell Marketで、Slash決済が導入されました。
Smell MarketはHorizonが展開するインターネットショップです。
そこでは専用アプリから香りをダウンロードして、ディフューザーを取り込めば、指定した香りを楽しめます。
つまり香りをオーダーメイドして、リラックスのきっかけを作れるのです。
今回のプレスリリースでSmell Marketは、仮想通貨決済の導入を決定しました。
対応システムとして選ばれたSlash決済は、1000種類以上を使用可能です。
ビットコインやイーサリアムのようなメジャーな銘柄に限らず、マイナーなものでも直接支払えます。
Smell Marketは、スマートフォンを使って手軽に香りを楽しめるインターネットショップです。
さまざまな種類の仮想通貨で決済できれば、利便性が上がるでしょう。
Slash決済とは? 国内でも複数企業と提携
Slash決済は新しい決済システムとして、国内で話題です。
このシステムはSlash Fintech Limitedが開発運用しています。
スマートコントラクトの技術により、スムーズに支払えるしくみです。
以上から、キャッシュレス決済の新しい手段として期待できます。
Slash決済のメリットは、ヒューマンエラーのリスクが少ないことです。
簡単な操作によって、誤送金のリスクを減らしています。
決済時に選んだ通貨は、自動的にUSDTに変換して払われるしくみです。
このとき複数のDEX(分散型取引所)から、もっとも効率的なものをシステムが選びます。
そのため最低価格か、それに近い支払いができるでしょう。
ユーザーにとっては、シンプルに使える方が親しみやすいといえます。
Slash決済はシンプルで使いやすいしくみなので、仮想通貨の使用機会が多い方におすすめです。
Slash Fintech Limitedは最近、国内で影響力を高めています。
たとえば2023年5月には、スマートコントラクト決済をめぐり、株式会社カイカエクスチェンジとSBペイメントサービス株式会社の2社と業務提携を結びました。
前者は国内で仮想通貨取引所を運営しており、後者はソフトバンクの子会社です。
いずれもWeb3に精通しており、提携の成功を望めるでしょう。
今後Slash決済は、全国に広まる可能性があります。
1000種類の仮想通貨に対応できるので、国内で購入可能な銘柄の多くが使えるでしょう。
仮想通貨決済に対応する店舗があるので、事業者によるSlash決済の需要が高まりそうです。
Slash決済は、仮想通貨をシンプルな手順で決済できるのが強みです。
そのため国内での需要が高まり、多くの方が仮想通貨決済をしやすくなるでしょう。
まとめ
スマートフレグランスのインターネット販売を展開するSmell Marketが、Slash決済を採用しました。
このシステムでは1000種類以上の仮想通貨を使用可能です。
オーダーメイドの香りを求めていて、仮想通貨を持っている方はSmell Marketを利用しやすくなるでしょう。
以上に限らず、今後もさまざまな事業者がSlash決済を取り入れる可能性があります。
新しい経済活動のあり方が、社会に広まりそうです。