ブロックチェーンやビットコインなどを分析しているグラスノードによると、1BTCを保有するアドレス数が80万間近まで迫っていることが分かりました。
2019年初頭は、1BTCを保有するアドレス数が約70万しかなかった為、この1年で約10万も増えたことになります。
この結果を受けて、個人投資家が増えてきたのではないかと指摘する声も挙がっています。
1BTC保有のアドレス数が80万間近
ブロックチェーンデータ提供企業のグラスノードが、1BTC以上を保有するアドレスの推移データを公開しました。
このデータによると、現在1BTC以上を保有するアドレス数が80万まで近づいてきていることが分かります。
2019年初頭頃は、約70万しか1BTCを保有するアドレス数がありませんでしたので、この1年で15%近く増加したことになります。
この結果から、個人投資家が増えてきたのではないかと推測されており、仮想通貨の流動性が少なくなってきている裏で、しっかりと買い集めていたことが伺えます。
1BTCは個人投資家の人口を測る基準として非常に適切なラインなので、このようなデータは参考になるでしょう。
特に、BTCの価格が100万円前後を推移していた2019年後半頃から急激にアドレス数が増えているので、半減期が近づいて暴騰する前に仕込んでおこうと思っている人が多いのかもしれません。
0.1BTC以上を保有するアドレスも約300万に
グラスノードのデータによると、0.1BTC以上を保有するアドレス数も約300万程度まで増えていることが分かります。
0.1BTC~1BTCの間は、ライトユーザーが集まる層なので、着実に仮想通貨に興味を示しているユーザーが増えてきていると捉えられるでしょう。
ただ、このデータ統計は、各アドレスに入っているビットコインの数を数値化しているだけなので、一人で複数の取引所に0.1BTCずつ入れていると、その取引所の分だけ数値が増えてしまいます。
なので、単純にアドレス数=ユーザー数と考えてしまうと、実数からかなり掛け離れてしまうので、凡その数値として考えておきましょう。