6月に開催されたカンファレンス「フォーチュン」にて、アマゾンペイの幹部が仮想通貨に関して言及。
アマゾンが仮想通貨業界に参入しない理由を語りました。
要点
アマゾンペイ幹部が仮想通貨業界参入に関し発言
Fortune Brainstorm Finance 2019 "Best Week of Signed Contracts at Ripple Ever" - Brad Garlinghouse along with retro look back at XRP Logo, an organic shape suggestive of the human form — a nod to the community that supports its ecosystem. #XRP @ananyachdh https://t.co/XnAW9tFbCB
— CryptoEri (@sentosumosaba) June 21, 2019
Fortune Brainstorm Finance 2019「波紋史上最高の契約付きサイン契約」 - Brad Garlinghouseが、人の姿を暗示する有機的な形であるXRPロゴを振り返ります。
アマゾンペイ代表、パトリック・ゲイザー氏は先月開催され、リップル社CEO、ガーリングハウス氏も参加したカンファレンスに登壇。
そこで、アマゾンがなぜ仮想通貨業界に参入しないかを説明しました。
同氏によると、アマゾンは問題解決が確実なに可能なものにしか参入しないとのこと。
簡単にいうと、認知が以前よりかは向上したものの、まだ仮想通貨は不安定なものだから参入しない、ということでしょう。
ゲイザー氏が述べるように、仮想通貨は未だにハッキングなど、完全に問題を解決したとは言い切れません。
このことを踏まえれば、アマゾンの仮想通貨業界参入はもう少し先になるかもしれませんね。
フェイスブックと対照的な立場をみせたアマゾン
アマゾンと聞いて連想するのが、同じ米国企業であり、世界的なニーズを誇るフェイスブック。
フェイスブックはアマゾンと対照的で、どの企業よりもいち早く仮想通貨業界に参入する形となりました。
しかし、ゲイザー氏が述べるように、まだ米国では規制もできていない段階で、フェイスブック「リブラ」は現在、世界中で議論を巻き起こしています。
これらのことを踏まえれば、フェイスブックはかなり挑戦的な行動に出たとも言えるでしょう。
少なくとも仮想通貨業界にとっては、これらの大企業の参入は認知が向上する上でポジティブですが、フェイスブック「リブラ」に関しては先がみえない状況が続いているので、引き続きその動向は注目です。
まとめ
アマゾンペイ代表、ゲイザー氏は先月開催されたカンファレンス「フォーチューン」に登壇。
そこで、アマゾンは確実に解決可能なものにしか参入しないと、同社の堅実な立場を示しました。
アマゾンの参入はまだ先になりそうですが、現在はそれと対照的なフェイスブックの動向が関係者の注目を集めているので、引き続き動向と関連する報道などに注目です。