バイナンス、仮想通貨5銘柄の上場廃止を発表へ
要点
・世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスは、5銘柄の上場廃止を発表
・対象となる銘柄は、 BCD、CND、MTH、NCASH、YOYOのアルトコイン5銘柄
世界的最大手仮想通貨取引所バイナンスは1日、
5銘柄の上場廃止を発表しました。
対象となる銘柄は、
Bitcoin Diamond(BCD)、
Cindicator(CND)、
Monetha(MTH)、
Nitro Network(NCASH)、
YOYOW(YOYO)
の5つのアルトコインで
取引ペアは
BCD/BTC、CND/BTC、MTH/BTC、
NCASH/ETH、YOYO/BTC。
日本時間2022年3月8日18時に取引を停止する予定です。
また、5銘柄の入金については3月9日以降は受け付けず、
出金は2022年6月9日まで対応するとのことです。
各銘柄の上場廃止の理由に関しては
具体的な説明していませんが
バイナンスは、ユーザー保護を目的として、
上場銘柄のプロジェクトが、
期待される高い水準を維持しているかを
定期的に調査しているといいます。
■ネットの反応
なお、ビットコイン価格は昨日と引き続き続伸しています。
米財務省、仮想通貨をロシアへの制裁リストに追加
要点
・アメリカ財務省がロシアに対し、さらなる経済制裁を追加発表
・プーチン大統領をはじめとするロシア政府要人に対して、仮想通貨を用いた取引を禁ずる規則を発表
米財務省は3月1日付で、
米国人がロシア政府を利する目的で、
仮想通貨を用いた取引を禁ずる規則を発表しました。
同日発効となります。
財務省外国資産管理局(OFAC)は、
昨年4月に発令されたロシア制裁関連の
大統領令を補完する規則を発表。
その中で、
「合衆国の制裁を回避するための、
欺瞞的もしくは計画的な決済や取引」に
従事する個人も対象とする項目があり、
具体的には
「デジタル通貨や資産の使用」による取引を含む
と明言されています。
米国政府はロシアのウクライナ侵攻を受け、
先月24日以降、ロシア政府、
およびプーチン大統領をはじめとする
政府要人に対し、
厳しい制裁措置を立て続けに発表しました。
さらに欧州委員会(EC)と米国、カナダなどの
主要国政府は27日、
ロシアを国際銀行決済システム
SWIFTから排除する声明を発表。
日本も同日夜、追加制裁に加わると表明しています。
今回の財務省の発表は、
仮想通貨を利用した制裁措置回避の
抜け道を塞ぐ試みだとの分析もあるようです。
今回の記事のまとめ
■『バイナンス、仮想通貨5銘柄の上場廃止を発表へ』について
・世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスは、5銘柄の上場廃止を発表
・対象となる銘柄は、 BCD、CND、MTH、NCASH、YOYOのアルトコイン5銘柄
■『米財務省、仮想通貨をロシアへの制裁リストに追加』について
・アメリカ財務省がロシアに対し、さらなる経済制裁を追加発表
・プーチン大統領をはじめとするロシア政府要人に対して、仮想通貨を用いた取引を禁ずる規則を発表
世界各国の経済制裁でロシア通貨ルーブルが大暴落。
それにともない仮想通貨の価値が再評価されて、大幅に価格が上昇しています。
ビットコインはついに500万円台復帰。このままどこまで上昇するでしょうか。