ビットコインの週足、2021年で最低に!BTC価格は24週ぶりに350万円割れ
要点
・先週(12日〜18日)のビットコインの週足が今年最低値に
・BTC価格は24週間ぶりに終値で350万円を割り込む
先週(12日〜18日)のビットコイン対円相場の週足終値は、
前週比287,243円(7.33%)安の3,494,757円と
2週続落しました。
週足としては1月最終週(24週間)ぶりに
終値で350万円を割り込みました。
ビットコインは2020年12月以来の週足での安値を記録。
一部トレーダーやアナリストは、
ビットコインが2ヶ月ほどレンジ内の値動きとなっていることに
不満を示しつつ、今後の変動に警戒しています。
著名アナリストのマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は、
「ビットコインの週足の最後の2、3時間に
ランダムな動きがあっても不思議ではない」
とツイートしました。
18日はグレイスケール・ビットコイン投資信託(GBTC)の
売却解禁期間で、最も多くの解除があった日です。
暴落につながるのではないかと予想されていたが、
現時点では価格に大きな影響は見られていません。
■ネットの反応
ネット上では下降トレンドに突入しているとの指摘もありました。
マレーシア警察、押収したBTCマイニング装置をロードローラーで粉砕
要点
・マレーシア当局が違法事業者から押収したBTCマイニング装置をロードローラーで破壊
・他国でも違法マイニング事業者は多数摘発されているが、装置売却ではなく破壊したのは当該事件ぐらい
マレーシア当局は、違法事業者から押収した
120万ドル以上のビットコインマイニング装置を
破壊しました。
現地メディアであるDayakDailyが投稿した動画によると、
ボルネオ島のミリ市の警察当局と電力会社が、
1069個のマイニング装置をロードローラーで粉砕しました。
これらのマイニング装置は、2月~4月の間に
違法に電気を盗難して
仮想通貨マイニングを行っていた事業者から押収したものです。
マレーシアの新聞「The Star」の記事によると、
これらのマイニング装置は126万ドル相当の価値があるとのこと。
報道によれば、電気盗難による
現地の電力会社の被害額は
約200万ドルにのぼるといいます。
マレーシア当局がこれらの装置を売却するわけではなく、
完全に破壊した理由は不明です。
マレーシア以外にも、イランやトルコなど
マイニングが禁止・制限されている地域で
しばしば逮捕や罰金を科されて、
マイニング装置が押収されていますが、
しかし、今回のマレーシアのように
マイニング装置を完全に破壊するケースは
ほとんど報告されていません。
なお中国では、押収したマイニング装置を
オークションで競売しています。
今回の記事のまとめ
■『ビットコインの週足、2021年で最低に!BTC価格は24週ぶりに350万円割れ』について
・先週(12日〜18日)のビットコインの週足が今年最低値に
・BTC価格は24週間ぶりに終値で350万円を割り込む
■『マレーシア警察、押収したBTCマイニング装置をロードローラーで粉砕』について
・マレーシア当局が違法事業者から押収したBTCマイニング装置をロードローラーで破壊
・他国でも違法マイニング事業者は多数摘発されているが、装置売却ではなく破壊したのは当該事件ぐらい
本日19日のビットコイン価格は340万円台の安値スタートとなりました。
週足チャート分析では、少なからぬ投資家が「下降トレンド入りした」と
指摘しています。
現時点でも大きな好材料になりそうな報道はあまりなく
そこそこ高い確率で明日も下がるかも知れません。