ビットコインマイナーは売却せずにガチホ継続!
要点
・ビットコインマイナーはBTCを売却せずに保有し続けている傾向あり
・オンチェーン分析プロバイダーのグラスノードの分析により判明
マイナーはBTCを売却せずに保有し続けている
という傾向がデータに現れています。
オンチェーン分析プロバイダーの
グラスノードのデータによると、3月中旬以降、
ビットコインマイナーから取引所への
直接の転送量が40%近く急落しています。
グラスノードの指標によると、
未使用供給(マイナーのアドレスから動かされてないBTC)は、
1月のピークから急減した後、現在まで増加中です。
またマイナーのウォレットから取引所への直接転送も
ここ数週間で減少し、
計測直近では275BTCに低下したとのことです。
これらはマイナーがBTCを蓄積していて動かしていないことを意味します。
グラスノードのラファエル・シュルツ-クラフト氏は、
マイナーの収入が約1年で300%増加していると指摘した後、
「マイナーは、今すぐ現金化するインセンティブを全く持っていない」
と述べました。
そこから
「ビットコインの売却や降伏は見られない」
と結論付けています。
■ネットの反応
利確せずに保有し続けているということは、将来的には大きな売り圧に
転じるであろうことが考えられます。
しかし、多くのアナリストが予測するようにビットコインは未だ
上昇気流の中にあるとの見方が強いので、売られるのは
まだ当分先かも知れません。
英国メガバンクHSBC、ビットコイン大口保有企業の株式購入を禁止へ
要点
・大手銀行HSBCが、BTC大量保有で知られるマイクロストラテジーの株式購入を禁止
・HSBCはそれ以前にも仮想通貨の扱いに関しては消極的な姿勢だった
イギリスのメガバンクHSBCが、
ビットコイン(BTC)などの仮想通貨を
大量保有する大口企業の株式を
購入できなくする方針を新たに示したと判明しました。
すでに3月29日より実施されているとのことです。
HSBCは公式HPにて以下の声明文を告知しました。
HSBCはこのメッセージにて、
ビットコインやイーサリアム等仮想通貨購入
およびそれらのパフォーマンスに関連する商品について
方針を変更したことをお知らせします。
HSBCは仮想通貨の価格パフォーマンスなどに関する
すべての商品の売買を促進しない方針です。
HSBCの利用者の取引記録には、
「HSBC InvestDirest」という口座を通して
マイクロストラテジーの株を購入した履歴があります。
マイクロストラテジーの株式は仮想通貨に関連しているため、
方針の変更に伴い、今後新たな購入はできません。
HSBCについてはこれまでも
「仮想通貨の購入について警告された」
「仮想通貨購入後に口座が利用できなくなった」
というユーザーからの報告が度々見られました。
今回の対処においても、未だ仮想通貨市場に厳しい立場であると
明らかになった格好です。
今回の記事のまとめ
■『ビットコインマイナーは売却せずにガチホ継続!』について
・グラスノードが複数の指標から、ビットコインマイナーのBTCはホールド状態だと分析
・同社のアナリストは「今すぐ現金化するインセンティブはない」と発信
■『英国メガバンクHSBC、ビットコイン大口保有企業の株式購入を禁止へ』について
・イギリスの大手銀行HSBCが、BTC保有の大口企業の株式購入を禁止
・名指しされたのはマイクロストラテジー社だが、それ以外の仮想通貨企業にも適用する模様
ビットコインマイナーの多くは、ビットコインの今後の上昇を見越して
まだ利確はせず買い溜めているとグラスノードの指標から明らかになりました。
つまりそれだけ多くの投資家がビットコイン価格の上昇を
確信して見守っているということになります。彼らにならってビットコインを蓄積しながら、
将来どこで彼らの売りが降り注ぐかを警戒すると
良いかも知れません。