1人の女性から計450億円に及ぶビットコインが押収
要点
・ロンドン在住の39歳女性から2度にわたり計450億円分のBTCをロンドン警察が押収
・犯罪組織がマネーロンダリングに使用したと見られ、現在は背後の黒幕を捜査中
ロンドン警視庁が1億8000万ポンド(約275億円)相当の
ビットコインをロンドン在住の39歳の女性から
押収したことを7月13日に発表しました。
ロンドン警視庁は2021年6月にも
同一の女性から1億1400万ポンド(174億円)の
ビットコインを押収しており、
押収された合計金額は約450億円に及びます。
ロンドン警視庁のジョー・ライアン刑事は
「私たちは、1か月も経たないうちに
再び多額の仮想通貨を押収することに成功しました。
私たちの調査は複雑で広範囲に及んでおり、
この疑わしいマネーロンダリングの
中心にいる人物に焦点を合わせています。
調査は、今後数か月間続くでしょう」
と語り、調査を続ける意向を示しています。
また、ロンドン警視庁のグレイアム・マクナルティ副コミッショナーは
「現金は依然として犯罪の王様ですが、
デジタルプラットフォームが発展するにつれて、
犯罪組織がマネーロンダリングに
仮想通貨を用いる事例が増えています」
「仮想通貨は数年前は
私たちにとって未開拓の領域でした。
しかし、現在では高度な訓練を受けた
仮想通貨専門チームが存在し、
暗号資産を用いる犯罪者の一歩先を進んでいます」
と述べ、
増え続ける仮想通貨犯罪に対して
専門チームを組んで臨んでいることを
力強くアピールしました。
■ネットの反応
投資家の間では疑問の意見もあるものの
多くはJPモルガンの指摘にも一理あるとしていました。
韓国の大学が「排泄すると仮想通貨を入手できるトイレ導入」
要点
・韓国の大学が排泄物を再利用可能なメタンガスへと変換するトイレを発明・導入
・使用を促すために、トイレを使うと大学内で使える仮想通貨を受け取ることが出来るシステム採用
韓国の大学に、使用すると
仮想通貨を入手することができる
トイレが導入されました。
Reutersの報道で明らかになりました。
このトイレが設置されたのは、蔚山(ウルサン)科学技術大学。
同大学で都市環境工学を専門とする
Cho Jae-weon教授が考案したものです。
排泄物を使用してバイオガスや
電力、肥料を生成できる
環境に優しい仕組みのトイレという触れ込みです。
この「BeeViトイレ」は、
真空ポンプを使用して排泄物を地下タンクに送ることで、
水洗トイレで使われる水の使用量を削減。
さらに微生物が排泄物をメタンガスへと分解する設計です。
このメタンガスは、ガスストーブ、固体酸化物形燃料電池
などを駆動させ、
大学施設のエネルギー源になるそうです。
学生たちに「BeeViトイレ」の使用を推奨するために、
Jae-weon教授は独自の仮想通貨を発行。
「Ggool(韓国語で蜂蜜の意味)」という名前のトークンで、
学生たちは、「BeeViトイレ」を使うと
1日10Ggoolを受け取ることができるシステムです。
Ggoolトークンは、キャンパス内で
コーヒー、インスタントカップヌードル、本などの商品を
購入するために使用可能です。
今回の記事のまとめ
■『1人の女性から計450億円に及ぶビットコインが押収』について
・ロンドン在住の39歳女性から2度にわたり計450億円分のBTCをロンドン警察が押収
・犯罪組織がマネーロンダリングに使用したと見られ、現在は背後の黒幕を捜査中
■『韓国の大学が「排泄すると仮想通貨を入手できるトイレ導入」』について
・韓国の大学が排泄物を再利用可能なメタンガスへと変換するトイレを発明・導入
・使用を促すために、トイレを使うと大学内で使える仮想通貨を受け取ることが出来るシステム採用
本日14日のビットコイン相場はやや下落して350万円台を前後しています。
一説によると仮想通貨を悪用したマネーロンダリングで逮捕者が出たからだとも言われますが
はっきりとした原因は定かではありません。
現在の価格は低調ですので、今しばらく様子見に徹したほうがいいかも知れません。