週末のビットコインの動きは、11月26日に大きく売られた後、606万円まで下落しましたが、
急反発をして640万円まで戻しています。
26日の動きはコロナの新型が確認されリスクオフの動きを見せましたが、
ビットコインはコロナ禍で値を伸ばすこともあるため、本日その動きが警戒しすぎではなかったか、判明するところです。
ビットコインの11月29日の概況について解説します。
(この記事は11月29日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
11月26日午前7時からの動き
11月26日午前7時、678万円で推移していたビットコイン、
コロナ感染再拡大の報道から株式市場が大きく売られ、ビットコインにも波及していきます。
27日午前8時には608万円に下落し、628万円まで戻した後、29日午前3時には606万円へと下落します。
ところがその後一気に切り返し、午前7時には一時645万円まで戻し、639万円で推移する展開です。
コロナ感染再拡大は懸念しすぎか?!
今回の急な下落はコロナ感染再拡大のリスクオフの動きが、ビットコインに波及したものと考えられます。
一方で、ビットコインはコロナと逆相関の動きを見せることもあり、
26日の反応はコロナはあまり関係がなかったのかもしれません。
11月25日更新の『ガタガタつげ櫛のような動きのビットコイン!月末600万円を試す展開は変わらず?!』において書いた通り、
600万円まで下落する動きは既定路線だった可能性もありそうです。
月末近くも過ぎ、月のアノマリーでは売りも少なくなる時期に入ってきています。
11月25日概況・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-184/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、604万円と603万円の位置から動きが出てきません。
ここを下回ると、一気に580万円付近まで売られそうです。
レジスタンスは短期レジスタンスがブレイクされたばかりで、中期レジスタンスはまだ遠い状態です。
夕方までに高値を更新できなかったら、売りにいってもいいかもしれません。
まとめ
ビットコインは26日の金曜日に大きく下落し、606万円をつけましたが、その後反発しています。
コロナ感染再拡大の動きとしては警戒しすぎの向きもあり、
11月中の600万円手前まで下落はシナリオの既定路線の動きだったのかもしれません。
月末も近く、一旦売りがおさまるタイミングで、本日の動きのしっかりさを見る必要がありそうです。