ビットコインは4月8日の記事で書きました通り、日本時間に粘りを見せ反発、
前日の下げをほぼ戻しています。
今回の粘りで再びサポートラインが発生し、一旦売りは止まりつつあるようです。
サポートは発生したばかりでは不安定な動きになりやすいので、
どこまで安定的な動きを見せ値を伸ばせるかが鍵になります。
ビットコインの4月9日の概況について解説します。
(この記事は4月9日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。
4月8日午前7時からの動き
4月8日午前7時に618万円で推移していたビットコインでしたが、
直近の安値に近づく場面もあったものの、安値は守られ値を戻していきます。
午後4時には630万円をつけ、午後7時にサポートが発生、
午後10時には切り下がってきた短期レジスタンスをブレイクし、その後635万円まで上昇します。
短期レジスタンスをブレイクしていますので、一旦下落モードは終わり、
値を戻す展開になりそうです。
4月7日の10時頃と同じ水準の位置まで戻してきており、
丁度昨日の下げを消したような動きになっています。
上に行くにも下に行くにもエネルギー不足
下落から1日で戻す方向感のない展開になっていますが、
これは予想ボラティリティが低く市場のエネルギーが低下していることが関係しています。
予想ボラティリティ低下は、多くの市場参加者が相場が動かないと考えていますので、
少し下がったら買われ、跳ねたら売られる動きが出やすくなっています。
今後仕掛けられ最高値を更新するかもしれませんが、今の動きでは更新後には期待できません。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは中期サポートは変わらず、609万円の所にあり、
短期サポートは夕方から616万円に切り上がります。
今の動きが続くと切り上がりのペースが早くなりますので、
土日にかけて値を伸ばし続ける展開が理想です。
レジスタンスは短期レジスタンスが発生しておらず、中期レジスタンスは656万円の所にあります。
中期レジスタンスを目標に値を戻す展開になるかに注目です。
まとめ
ビットコインは4月8日午後7時にサポートが発生し、下落が終わり落ち着きを取り戻しつつあります。
上に行くにも下に行くにもエネルギーが不足していますが、値を戻す展開になりそうです。
中期レジスタンスの656万円をブレイクして、
さらに上に行くことが出来るかが今後の鍵になるでしょう。