ビットコインの週末から休暇中の動きは、大きな売りが出ることなくジリ高の動きとなりました。
休暇中に少し上がったものの、300万円を超える勢いはなく、短期の買い手も流動的なため、
週明けから下落見通しが強まっています。
ビットコインの6月27日の概況について解説します。
(この記事は6月27日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
ジリ高!6月24日午前7時からの動き
6月24日午前7時からの動きは、売りは出ずにチョロチョロ買われる展開となりました。
278万円で推移していたビットコイン、292万円-282万円のレンジ相場を形成した後、
6月26日午後10時には296万円へと上昇します。
ただ300万円の壁は厚く、27日午前7時現在は285万円へと値を落とし推移している展開です。
上値が重いと見る?!週明けは下落濃厚か?!
週末はショートの主力となるヘッジファンドが休暇中のため、売りが降ってこなかったようです。
ジリ高でしたがペースは遅く、300万円程度に苦戦していることから、
買い手の士気は依然として低いままとみれるでしょう。
先物市場では、2020年12月14日に発生している窓を穴埋めに行っている動きと見られるため、
再び237万円の底値を試してもおかしくなさそうです。
300万円以下が定着し始めており、依然として苦しい展開が続きます。
長期の買いは馴染まない展開が続くでしょう。
6月22日以来の300万円回復失敗・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-317/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、278万円の位置に短期サポートが、273万円の位置に中期サポートが残っている状態です。
ブレイクされやすくなっており、週明けの流れで一気呵成に売られる可能性があります。
レジスタンスは短期レジスタンスが302万円の位置にあり、300万円を超えると、310-330万円まで上がり目が見えてきます。
月末近くに入っており、セオリー通りなら週後半に反転してきてもおかしくはありません。
まとめ
ビットコインは売り手が休んでいることから、ジリ高の動きとなりました。
ただ、依然として300万円は重く、再び下落の動きになりそうです。
先物市場で底値をつける可能性があるため、237万円の直近底値を目指してもおかしくありません。
278万円-273万円割れになった場合、注意が必要です。