ビットコインの週明けの動きは、ドル高が進んだこともあり、ドル回帰の動きが鮮明となり、
280万円を割れる展開になっています。
短期サポートが復活しないままジリジリ下げる悪いパターンで、
6月に発生した墜落の動きと同じような動きになりつつあり、警戒が必要です。
ビットコインの7月12日の概況について解説します。
(この記事は7月12日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
短期サポートがブレイクされたまま!7月11日午前7時からの動き
7月11日午前7時、286万円で推移していたビットコイン、週末に短期サポートがブレイクされた後、安値更新を止められません。
午後3時には279万円へと下落、午後10時に285万円に上昇するもすぐに278万円へと下落、
NY時間は小動きとなっていたものの、午前7時に再び安値を更新し、275万円へと下落しています。
短期サポートが発生しないまま、ジリジリと安値を切り下げて行く、悪い展開です。
墜落モードに?!円安ドル高が重石に
現在の動きは、飛行機が火を噴いて高度を下げて行くような動きです。
週明けに137円へと円安が進みましたが、円安で買う日本人も既に死に体で、セオリー通り仮想通貨の重石材料になっています。
暴落後から、ここ最近の動きは、売り手が300万円に到達するまで嵌め込もうとした動きのように見え、
目的を果たして再び下落を始めた動きです。
6月はチャートのように10日ごろから1週間程度で40%下げており、同じようなタイミングを狙って下げる可能性があります。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、271万円の中期サポートが拠り所です。
ここを下回ると、再び250万円が意識され、年初来安値も近づきます。
レジスタンスは、290万円の位置に短期レジスタンスが降りてきていますが、ここを達成できるかは今のところ懐疑的です。
短期サポートは最短でも夕方以降下げ止まりを確認してからになりますので、それまでは買いを見送ってもいいでしょう。
まとめ
ビットコインはジリジリ下落しており、再び墜落モードに入ったようです。
円安も重石になり、6月と同じ時期に下げてきており、売り優勢の雰囲気となりました。
271万円を下回った後、250万円の攻防に移るかに注目です。