ビットコインの10月26日の動きは、上値を切り抜けることができ、一時308万円まで上昇しています。
ドル高が一服し、ドル安傾向になっていることが、ドル回帰の動きの逆流を生み、買われやすくなっています。
ビットコインの10月27日の概況を解説します。
(この記事は10月27日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
300万円回復!10月26日午前7時からの動き
10月26日午前7時、299万円で推移していたビットコイン、296万円へと下がるもこの日の安値はここまでとなります。
その後はしっかりとした展開で、NY時間に上昇、午後11時には米住宅指数の発表がありましたが、予想通り悪く、金融引き締めの警戒が薄まる展開に、ビットコインも308万円へと上昇します。
その後はNY時間も300万円を維持し、27日午前7時現在は305万円と高値を更新する展開です。
ドル円はドル安傾向に?!重大な基調変化か?!
大規模為替介入があったドル円ですが、為替介入中の安値の145円へと迫る、146円まで円高が進んでいます。
もともと、11月のFOMCでその後の利上げペースを落とす見通しであり、NY株もそれを織り込み上がっていましたが、
ドル円だけ最近FXに参入した日本勢が多いのか、材料を無視して焦って買う動きになっており、それが是正されつつあるようです。
ドル高は、ビットコインを売ってドルに戻す米国の動きがおさまるため、ビットコインの需給にとってはプラス材料です。
ただし、11月のFOMC、12月のFOMCで大きく円高に振れる可能性があり、
このタイミングで大規模為替介入を狙っている可能性もあるため、円ベースでは下がる可能性もあるでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、291万円へと短期サポートが降りてきている状態です。
本日はNY時間に米GDPの発表があり、FOMCまで1週間を切っているため夜間の動きに注意したいところです。
レジスタンスは前日の日本時間に発生した短期レジスタンス、中期レジスタンスが310万円の位置に残っています。
ここを抜けられないと、週末重くなるかもしれません。
まとめ
ビットコインはドル高が一服した動きから、ドルベースでの買い戻しが強くなっています。
FOMC前で展開が早くなりそうなものの、ドル回帰の動きでプラスと言えそうです。
FOMC後に、追い討ちの為替介入も考えられるため注意しましょう。