先日、VanEck社の役員とともにバイナンスCEOザオ氏がCNBCの番組に出演。
そこで現在の相場についてわからないとコメントし、多くの強気材料があるにも関わらず動かない相場にお手上げのようでした。
要点
・多くの強気材料があるにも関わらず相場が上昇しない?
Fidelity参入やBakktのサービス開始など、資金流入が見込めるニュースがあるにも関わらず上昇しない相場。ただ、アルトコインを中心に動きが出始め、バイナンスCEOも「何かがきっかけで必ず動く」と前向きな見解を述べました。
バイナンスCEOもお手上げの相場
CNBC crypto trader @cryptomanran talks to @cz_binance: 'I don't know why price is not moving' : https://t.co/ys1bIhAQrU #ChangpengZhao #Binance pic.twitter.com/LhePcaTGNQ
— Chepicap (@Chepicap) November 10, 2018
CNBC「クリプトトレーダー」の話にバイナンス・ザオ氏: 「私は価格が動かない理由はわからない」
CNBCの「クリプトトレーダー」に出演したザオ氏は、Fidelityの参入やBakktのサービス開始など、多くの強気材料があるにも関わらず相場が動かない理由について聞かれました。
するとザオ氏は「本当のことを言うと僕にもわからない」とコメント。
世界最大の取引所CEOも現在の相場についてお手上げのようでした。
ただ、同時に相場は「何かがきっかけで必ずまた動き出す」ともコメントし、決してネガティブに捉えてはいない姿勢をみせました。
ザオ氏は2017年の仮想通貨市場が上昇した理由を、2年前に聞かれたら「ICO」とは答えられなかったと述べ、相場は何がきっかけで上昇するか把握しづらい旨を述べました。
また、機関投資家の参入は価格の安定や健全な市場の形成につながると述べ、Fidelity参入などもポジティブなニュースと捉えているようです。
11月に入って相場が動きだしている?
10月は確かに相場が動かず低迷していましたが、11月に入り徐々に動き出しています。
ビットコインは相変わらずレンジの展開になっていますが、リップルやビットコインキャッシュは今週も大きく動いています。
また、昨日はコインチェックのサービス再開によりネムが暴騰。
昨年取引をしていた方にとっては、懐かしく感じた方もいるでしょう。
このままの勢いで今年も年末に相場が上昇するのか、注視したいところです。
また、今年に関しては年末以外にも年明けも重要な期間になるとマイクノボグラッツ氏は指摘しています。
バイナンスCEOが挙げた「機関投資家の参入」が起こる大きなイベントが年明けに控えているので、そちらも頭に入れておきたいところです。
まとめ
ザオ氏が述べたように「何がきっかけ」になるかはわかりませんが、必ず相場は動き出します。
引き続き相場を動かす可能性がある材料の動向に注目です。
そして、足元ではアルトコインを中心に動きが出始めているのも確か。
年末相場という1年でもっとも注目される季節が近づいているので、その相場動向に注目です。
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