ファンドストラッド社代表トム・リー氏は6日、バイナンスのインタビューに答えました。
同氏によると、ビットコインが100万円(1万ドル)を越えると、FOMOが発動すると述べています。
要点
ビットコインが100万円を越えれば400万円へ
リー氏はバイナンスのポッドキャストにて、ビットコインが今後およそ100万円(1万ドル)を越えれば、FOMOが発動し5カ月以内に400万円(4万ドル)へ到達すると指摘。
FOMOが起きる理由としては、仮にビットコインが100万円を越えれば、史上最高値への到達(200万円)も視野に入り、機関投資家の買いが殺到するとのこです。
また、200万円は100万円の2倍であり、リー氏は金融資産の中で価格が2倍になる資産は少ないと指摘。
機関投資家らがこの優位性に気づけば、市場に参入すると述べています。
FOMOとは「買い遅れる恐怖」のことで、いわゆる17年相場のような、連日価格が暴騰し、投資家の買いが殺到する相場をイメージすればよいでしょう。
先日は、資産運用会社Ikigai Asset ManagementのCEO、トラビス・クリング氏がすでにマクロファンドといった巨大資本の一部が参入していると述べています。
400万円への上昇はあるのか
400万円は現在の価格からかけ離れており、イメージしづらい方も多いかもしれませんが、18年相場を的中させたピーター・ブラント氏は数年で550万円に到達すると述べています。
また、直近ではビットコインが年末に220万円に到達するとのレポートも。
これら専門家の見解を踏まえると、リー氏が指摘するように、確かにビットコインが100万円を越えれば、史上最高値も投資家から意識されるのかもしれません。
しかし、反対にいえば、それだけビットコイン1万ドルは心理的にも重要な節目になります。
直近ではしばらくの間1万ドルをまえに調整が続くとの専門家の指摘もあるので、重要な価格帯を注視しつつ相場動向を追いたいものです。
まとめ
ファンドストラッド社代表、トム・リー氏は6日、バイナンスのポッドキャストに出演。
そこで同氏は、ビットコインが仮に100万円を越えれば、5カ月以内に400万円に到達すると強気の見解を示しています。
もちろん、この通りになるかは定かではありませんが、年末まで価格が上昇するとの指摘も多いので、このまま価格が上昇していくのに期待したいところです。