10日のビットコイン市場は下落しました。ビットコインだけではなく、アルトコインも全面安の展開です。
下落幅は本日までに10%を超える場面もあり、仮想通貨市場が全面安の展開となっています。
要点
・下落の原因は?
直近の要因として10日に起こった韓国の取引所のハッキングと米の仮想通貨調査が噂されています。
・次の底が上昇トレンドの合図に?
ファンドストラット社のアナリストは、この下落を数日前から予想していました。
価格は下落する可能性があるとしながらも、次の底値が上昇トレンドの転換になると指摘しています。
目次
韓国取引所コインレイル(Coinrail)がハッキング被害に
日本時間10日正午過ぎに、韓国の取引所コインレイルがハッキングの被害にあいました。
被害総額は44億円で、コインレイル公式ツイッターでも被害にあったことがアナウンスされています。
噂だけで暴落とは関係ない?
しかし、多くのメディアやSNSなどでは、コインレイルのハッキングは今回の暴落と関係ないとの見方が強いようです。
なぜなら、コインレイルは取引量が世界98位であり、被害総額もコインチェックに比べると1/10未満だからです。
今回の下落幅を考えると、確かに韓国の小規模な取引所のハッキングでここまで下落したのは、考えずらいですね。
米調査機関がビットコイン先物の価格操作を調査
8日のウォールストリートジャーナルでは、米商品先物取引委員会(CFTC)が複数の仮想通貨取引所に調査をしたと報じています。
調査に入った取引所はビットスタンプ、コインベース、イットビット、クラーケンで、世界的にみても取引量が多い業者です。
結果次第では一段安も?
調査は、この4つの取引所がビットコイン先物の価格を不正に操作していたというものです。
現段階では、各取引所にデータを要求している段階であり、詳しい結果はでていません。
しかし、万が一、悪い結果となれば、アメリカの仮想通貨規制に悪い影響を及ぼす可能性も考えられます。
ニュースがでた時点では、価格に影響しませんでしたが、投資家が不安になるニュースということには間違えありません。
下落トレンドに転換したのちに反転との指摘も
驚くのは、この下落を見事に的中させていたアナリストです。
アメリカの仮想通貨投資会社ファンドストラッドのロバート・スレイマー氏は7日、CNBCに対し「下落トレンドに入る」と発言しています。
ファンドストラッド社は、ビットコイン年内270万円を予想しているトム・リー氏の会社です。
底の価格は3000ドル~5000ドル、その後は上昇トレンドへ
スレイマー氏は、ビットコインの下値を3000ドル~5000ドルと予想しています(日本円で約33万円~55万円)。
しかし、底値を付けたあとは再び上昇トレンドへ戻り、長期的には9500ドル(105万円)に価格が上昇するともコメントしています。
ファンドストラッド社はリー氏ふくめ、以前から価格上昇にはもう少しの期間が必要と主張していました。
まとめ
また、依然、マウントゴックスの売りも懸念材料となっているようです。
https://twitter.com/bokujyuumai/status/1005917173456334848
今後はこれまで鉄壁のサポートだった66万円~70万円近辺で下げ止まるのかに注目ですね。
そこを割ってしまうと、もう一段安の33万円~55万円のレンジに移行する可能性もみえてきます。
しかし、スレイマー氏がいうように、次の底は上昇トレンド転換の合図ともいうことができます。
そうすれば、仮想通貨を安く買うチャンスでもあるので、まずは、鉄壁のサポートに守られるのかに注目しましょう。
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