コインテレグラフ・ジャパンの報道によると、仮想通貨市場(ビットコイン)の半年ほど続いた弱気サイクルは先月24日に一度終わったとのこと。
直近では多くの専門家が強気相場入りを指摘しており、注目となるかもしれません。
要点
仮想通貨市場の弱気サイクルが終わり?
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— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) December 11, 2019
コインテレフラフ・ジャパンの報道によると、仮想通貨投資ファンドパンテラ・キャピタルCEO、ダン・モアヘッド氏はビットコインの弱気サイクルが先月24日で終わった可能性があると指摘しました。
同氏が指摘するのは、今年7月9日から11月24日までのビットコインの下落。
ビットコイン円 日足 今年7月から
ビットコインは今年の7月の高値140万から直近の安値であるおよそ70万円を計算すると、およそ46%価格が下落した計算になります。
また、同氏はビットコインだけに限定していっていますが、直近ではアルトコインも連動した動きとなっているので、ほとんど仮想通貨市場の中期的な弱気サイクルとみてよいでしょう。
同氏によれば、14年の弱気相場のさいは重大な事態だったものの、昨年から今回の弱気サイクルに関しても、多くの年金基金や投資ファンドが参入してきているので心配はないとの見解を示しています。
多くの専門家が弱気サイクル終了を指摘
直近ではモアヘッド氏以外にも多くの専門家が直近の底値で弱気サイクルを脱したと指摘しています。
トレード歴40年以上をほこるベテラン・トレーダー、ピーター・ブラント氏もビットコインに強気サイクルのシグナルがあらわれたことを指摘。
ブルームバーグの20年の展望では、直近の安値である70万円が底値になった可能性を指摘しています。
もちろん、これら専門家の指摘が必ずしも正しいとはかぎりませんが、複数の専門家があらゆる方法で分析しているので注目。
直近では強い上昇のシグナルが出ていない仮想通貨市場ですが、今後の動向にも注目したいところです。
まとめ
仮想通貨投資ファンド、パンテラ・キャピタルのダン・モアヘッド氏によると、ビットコインは直近の安値70万円で底値をつけた可能性があるとのこと。
また、ビットコインは以前よりも機関投資家などが参入してきており、長期的に上昇トレンドは継続するとのことです。
直近ではモアヘッド氏以外にも、多くの専門家が弱気サイクルの終了を指摘しているので、直近で価格があまり動かない相場ですが今後の動向は注目となるでしょう。