ビットコインの9月16日の相場は、ジリ安の展開となりました。
日銀が円売りドル買い介入を準備していると前日報道され、仮に介入が実施されると、
円建てビットコインには大きなマイナス材料になりそうです。
ビットコインの9月16日の概況について解説します。
(この記事は9月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
下げは限定的も上値は重い?!9月16日午前7時からの動き
9月16日午前7時、289万円で推移していたビットコイン、この日は終日小動きになります。
正午過ぎに短期サポート、中期サポートが発生し、午後4時に292万円に戻せたものの、反撃はここまで、欧州時間はジリ安で、NY時間は日付が変わる頃に279万円へと下落、前日の安値を更新します。
その後は午前7時現在、282万円で日本時間の買いを待っている段階です。
NY時間の動きが悪く、米CPI結果後に売り手が優勢となっています。
円売りドル買い介入が行われると?!ビットコインは大幅マイナス?!
来週はFOMC、日銀決定会合が予定されており、仮に円売りドル買い介入が行われる場合は、
日銀決定会合後の政策変更とセットが狙われそうです。
日本の市場参加者の中では政策変更や円売りドル買い介入の可能性は低いと見ていますが、
黒田総裁は元々財務省出身で、為替介入に明るく、市場の予想以上の行動をとることを好みます。
海外勢は政策変更を狙い、債券を売っており、為替介入も想定しているため、
政策変更と大規模介入を同時に行う可能性はあるでしょう。
ビットコインは国際的に売買される金融商品で、為替介入の場合はプラスの影響は無く、
円高の分、円ベースのビットコイン価格は下がります。
為替介入をする場合は、市場参加者の想像以上にで行うため、来週は円ベースでのビットコイン価格の大暴落が発生するかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず276万円の位置にあります。
まずは、この水準を下回らないことが重要です。
レジスタンスは297万円の位置で、ブレイクは週末中、更に切り下がった時になりそうです。
金曜日は先週日本時間に暴騰しており、日本人は諦めるタイミングかもしれません。
まとめ
ビットコインはジリ安の動きで続落となっています。
来週のFOMC、その先の日銀決定会合が控えており、円売りドル買い介入が警戒されそうです。
仮に介入する場合は大規模になりそうで、政策変更とセットとなり、ビットコイン価格も大暴落するかもしれません。