コインベース、仮想通貨3銘柄を新規上場へ
要点
・米国最大手仮想通貨取引所のコインベースが3銘柄の新規上場を発表
・「BOND」「LPT」「QNT」がその対象になる
米国の仮想通貨取引所コインベースProは
24日、3銘柄の新規上場を発表しました。
新規上場の3銘柄は、
BarnBridge(BOND)
Livepeer(LPT)
Quant(QNT)
の3つです。
入金は米時間の23日より開始。
コインベースProのサービスが利用できる
全ての地域(シンガポールを除く)に対応し、
取引は6月24日PT時間9時以降始まります。
また、取引ペアは
BOND/USD、LPT/USD、QNT/USDの3つで提供されます。
なお、米コインベースの日本法人は先週、
金融庁への暗号資産交換業登録を完了し、
一般社団法人日本仮想通貨交換業協会の
第一種会員に加わったと確認されています。
■ネットの反応
24日のビットコイン価格は上昇傾向にありましたが
材料はコインベースの新規3銘柄上場かも知れません。
マイニング装置大手ビットメイン、装置の販売を一時停止か
要点
・中国内仮想通貨マイニング装置発売の大手・ビットメインが装置の販売を一時停止したと報道
・マイニングから撤退した業者の損失を回避することが主な要因かと指摘
中国のマイニング装置大手ビットマインが
中国によるマイニング取り締り強化を受けて
装置の販売を停止していると報道されました。
マイニング装置の流通市場で売却している
業者の損失を回避するためであるのと、
マイニング装置の二次流通市場の価格を
下支えするためではないかと指摘されています。
ブルームバーグは
「装置販売を一時停止することで、
マイニングから撤退する業者が
より高い価格で売却できるようになると同時に、
新しい装置の価格を押し上げるメリットもある」
と分析しました。
ビットコインマイニング装置の価格下落は、
仮想通貨マイニングに使われるグラフィックボード
Nvidiaの価格下落と一致しています。
中国でのGPU価格は、
6月に入って3分の2以上の下落となっています。
今回の記事のまとめ
■『コインベース、仮想通貨3銘柄を新規上場へ』について
・米国最大手仮想通貨取引所のコインベースが3銘柄の新規上場を発表
・「BOND」「LPT」「QNT」の3銘柄で、既に取引は開始されている
■『マイニング装置大手ビットメイン、装置の販売を一時停止か』について
・中国内仮想通貨マイニング装置発売の大手・ビットメインが装置の販売を一時停止したと報道
・マイニングから撤退した業者の損失を回避することが主な要因かと指摘
24日のビットメイン価格は、一時390万円にタッチするなど
下落トレンドだったここ数日の間で伸びを見せました。
ただし現在は370万円台で、相変わらず安定の兆しはありません。
中国の動向にも引き続き注視しつつ、慎重に買い時・売り時を探りましょう。